HISTORIA

マヨルカの歴史

1931年、ベルナルディーノ・モレーノとその妻マリア・ガルシアは、
スペインでは国民的行事であるクリスマスの宝くじで一等賞を得て、
その資金でマドリードのブラボ・ムリーリョ通り7番地に、最初のパティスリーを開きました。
マヨルカ島の伝統的な菓子パンであるエンサイマーダを
販売することにちなんで、お店を“マヨルカ”と命名しました。
スペイン本土の人々に“いつでも出来立てのエンサイマーダを楽しんでもらいたい”という想いで出店したところ、
あっという間に地元の人たちの評判となりました。
そして18年後、過酷な戦後の1949年に、まだかなり若かったものの
商売を心得ている息子のホセ・マヌエルと娘のフアナとともに、
パステレリア・マヨルカのフラッグショップである第2号店をベラスケス通り59番地に開いたのです。

最初の2店舗の後は、長年に渡り、アルベルト通り店、アルコセール通り店、コマンダンテ・ソリータ通り店、セラーノ通り店などの新店舗をオープンし、
スナック類や調理品、チョコレート、キャラメルなども取り入れて商品ラインを拡大していきました。
マヨルカは、常に出来立ての手の込んだ最良の商品を提供することを一番のモットーとし、最新かつ最良のグルメ食材を求めました。
そして、今日のマヨルカワールドに辿り着くまでに、新しいサービスや新しいビジネスラインを構築していったのです。

80年代末には“マヨルカ・ケータリング”を開始。より重要な企業イベントやスポーツイベント、親密で手をかけたファミリー・パーティを担当しました。
さらに、ここ数年では“マヨルカ・カフェ”が出現。
マヨルカの商品をより快適に楽しめ、ちょっと立ち寄りたくなるような広くて明るい空間となっています。
2011年にはマヨルカで最も素晴らしい新店舗をオープン。
ヘノバ通り12番地の“マヨルカ・マーケット”は、コスモポリタンで現代的な装飾で、
マヨルカの全商品を提供するお店の部分と、それら商品を座って楽しめる快適な空間が一緒になっています。

マヨルカは、改善と変化、新たなアイデアの導入を求めて旅をし、80年以上経った現在も最先端のガストロノミーを維持し続けているのです。

  • 1931Bravo Murillo
  • 1949Velazquez
  • 1968Comandante Zorita
  • 1970Juan Pérez Zúñiga y Central Kitchen
  • 1981Alberto Alcocer
  • 1989Serrano
  • 1995Las Rozas
  • 1999Los Andes
  • 2001La Moraleja
  • 2003Pozuelo
  • 2011Génova (Mallorca Market)